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2012-06-19 (Tue)
どうも、えのんです。
台風、西日本を吹き荒れて行きましたね。
我が家のある辺りは夕方にちょっと風がキツかったな、という程度でさしたる被害も
無かったのですが、やはり地方によってはかなり大規模な避難勧告も出たとか……。
大きな被害が出ていない事を祈りたいですね。


さて、今日は久々に『風ノ旅ビト』のプレイ記を……
……って、このカテゴリに記事を書くの2ヶ月ぶりですかΣ
放ったらかしてるなあ、とは思っていましたが…ううむ、いつもの事ながら時の流れは早い。

台風日和だった今日、久々に時間が出来たのでPS3をネットに繋いだんですが
何と何と。海外での配信から遅れる事約2ヶ月。
ストアに『風ノ旅ビト』のダイナミックカスタムテーマが来ておりましたよ、奥さん!
配信されていたのはゲーム画面(というか、風景画面と言うべき?)を使ったものと、
コンセプトアートを使ったもの。
どちらも定期的に画面が変わっていくタイプで、アイコンや選択音なんかは
案外シンプルに作られていました。

近頃は(旅ビトの事に限らず)ネットチェックも疎かになっていたんですが、ここ1週間の内に
配信されたみたいで……すごいタイミングの良さを感じてしまいましたね(笑)
その上、ウォレットには何故か2000円も残金があったので
(多分、先月のスパイクセールで『ガチトラ!』辺りを買おうとして思い留まった分)
勢い良く2つ揃ってお買い上げしてきましたb

…なんですが、カスタムテーマの出来としては『Flowery』のテーマの方が好みかも。
暫く『Flowery』のを使っていたお陰で、特に選択音が地味に感じてしまうんですよね;
せめて選択・キャンセルだけでも、「ぽわ」の音だったら歓喜だったのに。

ともあれサントラもiTunes経由で発売され(少し前から『flOw』のも発売されましたv)
もう来ないかと思っていたテーマも配信されて……こりゃ否が応にも、海外Homeに存在する
旅ビトラウンジ&リワードの方にも期待しちゃいますね!
頼んまっせ、親分!(誰)


今日の前書き、終わり(笑)
本当に久々になった「風ノ旅ビト」低速巡航プレイ記、十一回目です。
どこまで書いたか私もちょっとあやふやになってましたが(…)
旅ビト達の旅路も、今回で丁度折り返し地点です。


それではネタバレ諸々どんと来いな方は、いつもの通り追記からどうぞー。





~風ノ旅ビト 1周目~

chapter 4-3

夕日に照らされる砂の坂道を、『私』達は一気に滑り降りた。
坂道の終着点に辿り着いても……『私』は暫く、その場から動く事が出来なかった。

夕日の放つ茜色で染められ、光の加減で金色にさえ輝いて見える砂の粒。
その砂の上に落ちる『私』達の影。

全てがあまりに鮮明で、美しかった。
『私』の傍で言葉もなく立っている相手も、この光景を見て同じ事を考えていれば良い。
何故だか、そう思えた。


しかし、『私』達は進まなくてはならない。
旅の行き着く場所へ──太陽の、まだ先へ。

【声】を掛け合い、『私』達は続く坂道へと身を躍らせた。


この坂道は、今まで滑り降りてきたどの道よりも急だった。
少しずつ太陽の光すら見えなくなり、奈落までも落ちていくのではないかと錯覚する。

次第に勢いを増していく速度。
暗い陰に満ちてくる道。

『私』は相手とはぐれる事の無いよう常に【声】を発し続けた。
その相手もまた、同じように【声】を発し続けていた。

真っ直ぐに立てているのが不思議な位の勢いで、『私』達は坂を滑り降り──
そして、唐突に宙へと放り出された。


坂が途中で途切れているのだと気付いたのは、放り出されたその後だ。
幾ら【声】を掛け合おうと、途切れた道の先へは辿り着けそうも無かった。
坂に穿たれた巨大な竪穴……その底へと、『私』達は飲み込まれていった。


かなりの距離を落ちた『私』達を、柔らかな砂が受け止めてくれる。
この穴の底で『私』達を待っていたのは、今まで幾度も目にした祭壇だった。


──そして目にしたのは、祭壇を訪れる度に見てきた夢の、続き。
今まで向き合っていた筈の白い巨人が……初めて『私』に背を向けていた。
思わず一歩、二歩と傍へ歩み寄った『私』の動きに触発されたかに
白い巨人がゆっくりと、【声】を発する……。

栄華を極めた建物。
姿を消していく赤い布。
失われる光と、争い合う人々。
始まる争い。
そして──崩壊の日。


この夢は……いや、この光景はおそらく、あの白い巨人が見せているものなのだろう。
だとすれば、『私』が見た光景に何の意味があるというのだろうか。
光が生まれ、命が育まれ、建物が出来、争いが起こり……。
この先、『私』は何を目にすれば良いのだろう?


気が付けば、『私』は祭壇の前で静かに佇んでいた。
傍らには同じように佇む相手。
……『私』と同じように、あの光景を目にしているのだろうか?

訊ねる術は無かった。
『私』達の【声】は、互いの心まで訊ねられる程の多彩な響きを持たない。


祭壇の奥、薄青の光に照らされた扉の向こうへ、『私』達は進んで行った。


『私』達に出来るのは、ただこの道を行く事だけだから。
| 風ノ旅ビト | COM(2) | TB(0) |
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