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2012-04-06 (Fri)
以前記事にした「glitch」の育てにくいナスについて、コメントを頂いてようやく気付きました。
『eggplant』はナスで間違いないけれど、
『Egg Plant』は多分、いや絶対にナスではないという事に!
……要はエッグとプラントの間にある空間と、それぞれの先頭が大文字である事を無視して
「ナス」と訳してしまったのがそもそもの間違いという事ですね…(笑)
私の英語力のなさが露呈した所で、『Egg Plant』の真相を突き止めたLAMPさんには
ナスのフルコースを食べる権利を(略


既に前置きがなんの関係もなくなってきましたが(笑)
「風ノ旅ビト」の低速巡航プレイ記、幸運の? 七回目です。
二つ目の祭壇の向こうに広がっていたのは──。


それではネタバレ諸々どんと来いな方は、いつもの通り追記からどうぞー。




~風ノ旅ビト 1周目~

chapter 3-1

砂に隠されていた通路を進みまだ見ぬ場所へと進んで行く。
最初の祭壇を越えた時とは違い、『私』の隣には先程出会った赤い外套が
付かず離れずの位置を保って着いて来ている。

『私』と同じ姿を持ち、恐らくは『私』と同じ様に道の先行きを知らぬだろう
この相手に、しかし『私』は安心感を覚える様になっていた。
砂の世界の中に存在するのが『私』一人ではない、という事はこんなにも暖かな事だったのだ。
それは『私』が一人で砂の海をさ迷う内には、考えもしなかった事だった。


足跡を反響させながら、『私』達は揃って駆け足で通路を抜けた。
その先に広がっていたのは──美しくも果てしの無い、見渡す限りの大砂漠。


先程の場所とも、『私』が最初に居た場所とも違う空の色と、砂の質感。
太陽の光を遮るものが何も無い所為か、薄桃色に染まって見える砂原から
うっすらと陽炎が立ち昇っているのが窺えた。

二人で揃って砂の丘を滑り降り、目の前に現れた新たな丘をがむしゃらに登る。
砂の丘の頂点で『私』達が目にしたものは、頂上に光を抱く不思議な山の姿だった。


──最初に目にした時より、心なしか山の麓へ近付いた気がする。
やはりあの山が目指すべき場所なのだ…『私』は改めて、心の中へその姿を刻んだ。


人心地ついてから『私』はゆっくりと周囲を見回す。
どこを向いても砂、砂。光と影が作り出す砂丘の陰影は美しいが、それ以外には何も……
いや、あった。
先程の場所で見かけたものと同じ、硬い台座へ固定された布が頼りなげにたなびいている。
どうやらもう一人の相手もそれに気付いたらしく、そちらを向いて【声】をかけてきた。

先程道を作ってくれた布だ。今度もおそらく『私』達の道を示してくれるだろう。
頷き合うように【声】を発しながら、『私』達はそちらへと走っていった。

色を失くした布の足下へ走り寄り、どちらともなく歌を歌う。
鮮やかな布が先程と同じく光を発しながら消えた後、『私』達の前へと現れたのは……


あの赤い札、ではなかった。
| 風ノ旅ビト | COM(2) | TB(0) |
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