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2012-04-02 (Mon)
私えのん、発売前情報や発売後情報だとかをそんなに仕入れる方ではないんですが…
「風ノ旅ビト」に関してだけは、プレイ前もクリア後も、色々な所を巡っちゃあ
情報を集めていたりする訳でして。

どうやら「thatgamecompany」の現社長さん、及び「風ノ旅ビト」に関わったスタッフさんが
退社されるというのは間違いないみたいですね。
今自分たちに出来る事はやり切った、ステップアップの為の退社…との事なので
「that~」さんの生み出したゲーム好きとしてはお祝いするべきところなのでしょうが、
やはり一抹の寂しさは感じてしまいます。

でも今後はオンラインゲームの世界と関わっていかれるとの事なので、これからは其方も
こっそり応援していきたいですね。
4月は別れの季節、そして出会いの季節。
えのんは片隅ブログから「thatgamecompany」を作り上げた皆様の活躍をお祈りします。

さて、「風ノ旅ビト」の低速巡航プレイ記も三回目となりました。
どうにか今回でchapter1は終われそうです(笑)

それではネタバレその他どんと来いな方は、いつもの通り追記からどうぞー。



~風ノ旅ビト 1周目~

chapter 1-3

点在する赤い札を呼び集め、外套の背に光を宿して貰いながら空を行く。
砂の感触から解き放たれて風を感じながら飛ぶのは、存外心地良い。

赤い札を探しながらほんの一時宙を舞い、また砂を蹴立てて進み……。
それを繰り返す内、『私』の眼前に古びた建物が現れた。
先程光る文様を抱いていた建物と同様、半ば崩れ砂に埋もれている。
きっと何か見つけられるに違いない。確信めいた思いと共に『私』はそこへ近付いていった。

先程の建物とは違い、光る文様は見付からなかった。
代わりにあったのは『私』が近付くと光を発する石碑のようなものが四本。
やはり何が起こるかは分からないまま、『私』は全ての石碑に光を灯した。

すると今まで何も無かった壁に、金色の光と共に一枚の絵が描き出されたのだ。
『私』と良く似た姿の、しかし白い外套を纏った存在が整然と横たわっている絵…壁画。
その傍らには、一人に一つあてがわれるかの様に、標のようなものが立てられている。
標は、砂漠で幾つも目にした道標の形に良く似ていた。


壁画の表す意味を知らぬまま、『私』はそれをじっと見つめていた。


壁画のある建物を離れた『私』は、更に砂で作られた坂を下った。
その行く手に見えてきたのは──今までのものとは比べ物にならない、巨大な建造物だった。
中央には円形に近い台座。その周りを取り囲む様に、階段の付けられた建物。
あちこちが崩れ風化しているが、元は一塊の存在であった事を思わせる造りに思える。
中央の台座に見慣れぬものを見付け、『私』は崩れた階段を上っていった。

台座の上には、朽ちて色褪せた布が四枚、風に煽られたなびいていた。
そこで『私』は、三度強い思いを感じた。


──歌おう。歌えば、ここで何かが起きる筈。


迷う理由もない。『私』は高らかに【声】を上げた。

辺りに広がる【声】の波紋。それが朽ちた布に触れた時、劇的な変化が起こった。
まるで『私』の【声】に染められるかに、四枚の布全てが鮮やかな色合いを取り戻していた。
光と共に色鮮やかな赤い布が消えて行き、入れ替わりに無数の赤い札が台座から現れる。
それは崩れた通路の向こうに見える、『私』一人では渡れそうもない場所へと
『私』を導くかに思えた。

赤い札の力を借りて、『私』は空高く舞い上がった。


通路の向こうにあったのは厳かな雰囲気を宿す祭壇──そこで『私』は、不思議な夢を見た。
山から白い光が放たれ、白い光が空を埋め尽くし。
光に満ちた空に鳴き交わす生き物が生まれ、地上に芽吹き育つものが生まれ。
壁画で見た白い外套の存在が生まれ、そして赤い札や布が現れた──そんな夢。


この夢は『私』がここにいる理由と結び付くのだろうか?
答えてくれるものは、何もなかった。


夢から覚めた『私』は再び走り出す。
祭壇の向こう……光の満ち溢れる扉の先へ。
| 風ノ旅ビト | COM(2) | TB(0) |
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