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2012-03-30 (Fri)
先日記事にした「風ノ旅ビト」。
もうちょっと詳しい雰囲気を書く為と、何よりプレイの思い出と感動を何処かしらに残す為
私自身の1stプレイ記でも書いてみようかと思います。
煮詰めて書くのが勿体無いので、だらだらと、7日くらいかけて(笑)

今回はプレイヤー視点ではなく、旅ビト視点で書こうかと。
や、言葉の無い旅ビトが綴るのも何か変な気はするんですけどね。
まあ感動した故というか、感動にプレイヤーとしての私が首を突っ込みたくない故という事で(笑)

いつも以上にだらだら書く予定なので、お暇な時にでも読んで頂ければ幸いです。
あと、えのん流の考察やら何やらが混じっていますので、その辺にはお気を付けを。

では、プレイ記録は追記からどうぞー。
ちなみに今日書いた記事からエンディングを迎えるまでが「2時間足らず」の物語である事は
ここにこっそり付記しておきます。



~風ノ旅ビト 1周目~

chapter 1-1

砂粒。砂原。砂丘。砂漠。
風が砂を運んでは、その場の地形すら作り替えていく。
一刻たりとも同じ姿を見せない砂漠にいるから。
だから、奇妙な幻を見た様な気がしたのだろうか?
黄昏色の空を割って進む、白く輝く流れ星…などという幻を。


気がつけば、『私』は一人砂漠に腰を下ろしていた。
照り付け降り注ぐ筈の太陽の光がぼんやりと靄に覆われている所為か、暑さは感じない。
吹きつけてくる風の勢いだけを、揺れる外套を通して感じ取る事ができた。

薄い陽の光を浴び、ぼんやりと輝く砂粒をただ見つめてみる。
『私』には、『私』がいつからここにいるのか覚えが無かった。
何故ここにいるのかも。
不安は無い。恐怖も無い。だが知りたかった。自分が何故、ここにいるのかを。

理由を求めて耳を澄ませど、目を凝らせど、『私』の他に動くものは存在しない。
ぐるりと視界を巡らせてみても、何一つ──いや、あった。
高い砂丘の上、小さな道標のような物に結び付けられ、風を受けてたなびく二枚の布…。


──行かなくては。
それを見た瞬間、強く思った。
あの標の元へ。そしてもっと遠く……『私』がいずれ辿り着くべき、見つけ出すべき場所へ。


何も持たない筈『私』に湧き上がった強い思い。
それに従い、左足を軸にしてゆっくり立ち上がる。
砂に埋もれていた外套を翻し、心の向くまま砂を蹴立て、『私』は砂丘の頂上を目指し走り出した。
そして目にしたのだ…砂丘の彼方、頂上に光を抱く不思議な山を。

まだ遥かに遠く、姿もおぼろげなその姿を見つめながら、『私』は感じていた。
あれはきっと、いずれ辿り着くべき、見つけ出すべき場所なのだろうと。
逸る心を抑えながら、私はたなびく布に背を向け砂丘を滑り降りた……。
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